グローバルなインフラストラクチャーのアップグレード、鉄道輸送の低炭素化、およびハイエンド材料の競争激化を背景に、鉄鋼産業は従来の大量生産から、高性能材料、スマートプロセス、およびグリーン・低炭素を重視する新たな段階へと移行しつつある。中国の超大型鉄鋼拠点である包頭鋼鉄(バオトウ・スチール)集団は、その独自の鉄鋼とレアアース(希土類)の共生資源を拠り所に、「鉄鋼プラスレアアース」の二大中核事業の戦略的転換を強力に推し進めている。中国の大型鉄鋼企業によるハイエンドレール製造における技術的レイアウトを観察することで、「鉄鋼+レアアース」の二大中核事業から広がる材料のアップグレードと両岸(台湾と中国大陸)協力の契機がさらに見えてくる。